全ての要素を一貫して行う
総合浮腫治療コース
リンパ浮腫の4つの治療の組み合わせ
①リンパドレナージュ・マッサージ
②弾性包帯による圧迫療法
③運動療法
④スキンケア
ドイツでの入院治療は、この4つを中心に治療が組み立てられています。
朝にドレナージュを受けて弾性包帯を巻いてもらい、運動の時間を取り、後は普通に生活して次の日の朝まで巻いたままです。次の朝に包帯を外してシャワーを浴びて、ドレナージュに向かうことを繰り返します。
中でも弾性包帯による圧迫治療は手間と管理が面倒なために、セルフケアの場合にはハードルが高くなってしまいがちです。しかし、実際には非常に効果があります。弾性ストッキングやスリーブでも効果が上がりにくい場合に、夜間に弾性包帯を巻くと浮腫の軽減が見られます。
リンパドレナージュ・マッサージも、さすり上げるものではなく、強く圧すものでもありません。皮膚と皮下組織の緊張と緩めることを繰り返す方法をとります。
専門的なリンパドレナージュに続けて弾性包帯を巻き、軽い運動をするという一連の方法を実際に経験して頂くために、治療の総合コースを設けました。
ストッキング・スリーブで圧迫しているが浮腫がなかなか減らない。
一度専門的な治療を体験してセルフケアの参考にしてみたい。
そのような場合にお役立て下さい。

総合治療コース内容:
専門的リンパドレナージュ
弾性包帯の巻き付け
包帯を巻いた状態での軽い運動指導
その後、包帯を外して状態を確認
*全体で1時間程度(両側性ドレナージュはプラス25分)を見込んでおります
費用:
¥8,000 (一側性浮腫が基本)
*弾性包帯は当院の物を使用します
*ご自身の包帯をご用意いただければ、巻いたままでお帰り頂けます
*両側の下肢ドレナージュは可能ですが、弾性包帯はどちらか片側だけの圧迫になります
*予約時にご希望をお伝え下さい